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点灸用もぐさ::家伝もぐさ
◎土壁蔵での保管
創業以来、もぐさの保管場所として使用している蔵は年間を通じて、気温と湿度を出来る限り一定に保つために造られた、土壁つくりのもぐさ蔵です。‘夏は涼しく、冬は暖かい’古の人々の知恵によりもぐさの品質が保たれています。
銘柄 |
商品番号 |
容量(g) |
価格(別途消費税) |
家伝もぐさ |
2-01 |
300 |
27,000円 |
2-02 |
100 |
10,000円 |
価格改定<2024年03月01日>
家伝もぐさ
お灸の故郷、伊吹もぐさ亀屋佐京商店が伊吹もぐさの伝統を守り抜く姿勢は、家伝もぐさの製法にあります。弊社工場見学ではもぐさ製造方法に関して詳しく解説しています。
https://www.ibukimoxa.jp/tips/moxafactory/へのリンク
八分灸の方法
- 少量のもぐさを机の上に置き、その端に少量ずつのもぐさをくっつけてゆき、長さ5cmくらいの棒状にします。それを手のひらに置き、両手ですり合わせて直径4mm、長さ5cmくらいのひも状にします。
- 右手の薬指をみずにつけ、スーッと皮膚上をぬらします。
- その上に、ひも状のもぐさを7mmくらいの大きさにちぎって置くと、もぐさは水の吸引力で皮膚上に吸着します。
- 線香でもぐさに点火します。
- 直前に線香を置き、親指と人差し指を水でぬらします。
- あらかじめ熱さを感じるやいなや「ハイ」と合図してもらうことにしておき、その「ハイ」で水にぬれた指で燃えているもぐさを強くつまみ消しながら皮膚から取り去ります。
- こまめに指をタオルで拭いてから、次に点火し上記の動作を繰り返してゆきます。
お灸への適用範囲
透熱灸 |
焦灼灸 |
打膿灸 |
八分灸 |
知熱灸 |
◎ |
◎ |
◎ |
◎ |
× |
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隔物灸 |
台座灸 |
押灸 |
あぶり灸 |
灸頭鍼 |
× |
× |
× |
× |
× |
お灸の適用範囲:もぐさの品質上の目安であり、
当社製品内の比較です。
直接灸::もぐさを直接皮膚の上に置く
l 有痕灸(ゆうこんきゅう:痕が残る)
□ 透熱灸□
皮膚の上に直接モグサをひねったもぐさを立てて線香で火をつけて焼ききるお灸です。もぐさの大きさは灸法によってさまざまですが米粒大(べいりゅうだい)や半米粒代(はんべいりゅうだい)が基本です。
□ 焼灼灸□
魚の目やタコなど角質化した部位に据えます。硬くひねったもぐさによって角質化した部位を焼き落とすお灸です。角質化した部位にうまく当たれば熱さはあまり感じません。
□ 打膿灸□
大豆大から指頭大のもぐさを焼ききり、その部位に膏薬を塗って故意に化膿させるお灸です。大きな灸痕を残すため一部の灸療所でのみ行われ、家伝灸として伝えられています。 四ツ木の灸が有名です。
l 無痕灸(むこんきゅう:痕が残らない)
□ 八分灸□
米粒大くらいのもぐさをツボにのせ、線香などで火を点けます。 熱さを感じた瞬間にもぐさを押さえて押し消すお灸です。
□ 知熱灸□
大豆程度の大きさのもぐさを直接患部へ据え、熱さを感じたらピンセットなどでもぐさを取り除くお灸です。